SharePointリストは、クラウド上のExcelです。
難しいことを言えばデータベースです。
ここでは簡単にSharePointリストを解説していきたいと思います。
SharePointリストとExcelの違い
SharePointリスト | Excel | |
---|---|---|
動作環境 | ブラウザ | ブラウザ・ソフト |
Microsoft365と相性 | ◎ | △ |
Power Platformと相性 | ◎ | △ |
表のデザインの変更 | ◎ | △ |
データ最大登録数 | 30000000行 | 1048576行 |
1つの項目に添付ファイルを入れる | 〇 | × |
グラフの作成 | × | 〇 |
まとめると・・・
SharePointリストは、多くのデータの保管に特化している。
また、Microsoft365サービスのデータの保管場所として使われるため相性もとても良いツールの1つである。
SharePointリストでできること
- 目的の情報を探しやすくする
「ビュー」を使用して、あらかじめ絞り込み条件を指定しておくことでデータを見つけやすくすることが出来る。 - データの並び替え
Excelでは大量のデータを扱うと動作が遅くなることがあるが、SharePointリストではスピーディーに行える。 - フィルター
自分に必要な情報だけを表示することが出来る - バージョン管理機能
いつ更新したか、だれが編集したかなどの情報を常に記録しており、複数人での作業も簡単に。 - Power Platformと連携
大量のデータを扱えるメリットを生かし、Power Platformとの相性も◎ - 権限の付与
アクセス権限をユーザーごとに設定できるため安全にデータ共有が可能になる。
SharePointリストとライブラリの違い
リスト
データを保管する場所
必ずいれなくてはいけない項目が「テキスト(文字列)」
ライブラリ
ファイルを保管する場所
必ずいれなくてはいけない項目が「ファイル」